・仕事術UP

『「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術』齋藤孝 ★★★★★

 これまでの著者の情報収集・活用に関する著書のベスト版
のような内容です。

 情報を収集し、活用することで新たな考えを得る。そのた
めに必要な情報収集術や活用術を実践的に解説しています。

 以下は私がすぐにでも実行しようと思った内容です。

《情報に向き合う意識》

 ○「情報は一期一会」であると意識

 ○再生できない情報はないのと同じ
  
  ・再生しやすいために、「仕込み」にひと手間をかける

《情報収集》

 ○2割読書法

 ○10冊同時読書

   ・速読は理解力を高めること

   ・質量転化

 
《情報編集》

 ○意味を記憶する

   ・自分のことばで再生できるように「自分化」

 ○しくみづくりは「試行錯誤」すればよい

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術 Book 「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

著者:齋藤 孝
販売元:大和書房
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『プロフェッショナルたちの脳活用法』茂木健一郎 ★★★★★

 100人のプロフェッショナルの仕事術のエッセンスを
集めただけあって、濃密な内容でした。
 なかでも自分が気になった内容を自分のことばでま
とめてみました。
 興味をもったキーワードがあれば、ぜひ本書をお読
みください。
■アイデア発想法
 ○感覚遮断
   ・とくに注意を払う必要のないある程度情報が
    遮断された自分の場所をもつ
   ・脳は情報が遮断されると情報を求めようと
    する→ひらめきにつながる
 ○余裕
  ・時間の無駄だと思っても脳がなにもしない
   時間(開放感)を与えることが必要。
  ・それにより脳は情報のや整理や再編集を行っ
   ている。
 ○眠り力
  ・眠る直前に考えていたことを前頭葉は睡眠中
   も引き継いでいる。
 ○セレンディピティ
  ・「偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみ
   訪れる」(フランスの数学者 アンリ・ポアンカレ)
  ・私たちは見ようとしているものしか見えていない。
  ・脳の中に空のフォルダ(興味の領域)を持つこと
   が必要。
 
■プレッシャー克服法
 ○スイッチを入れる
  ・本番前に決まりごとをもつ。(自分が集中できた
   ものならなんでもいい)
  ・徹底することでスイッチの回線が太くなる。
 ○つくり笑い
 ・つくり笑いでも脳に報酬物資が出る。
 ・脳は楽観的になり、前頭葉が前向きに機能する。
■モチベーションアップ法
 ○自分を褒める
  ・ちょっとしたことでも自分を褒めることで脳が自信
   を持つ。
■創造性を豊かにする
 ○今を楽しむ
 「「いま」「ここ」に自分のすべてを懸けるということは、
  あらゆる局面を楽しむための基本となる考え方ともいえる。」
 ○メタ認知
  ・自分の価値を正確につかむことができる
  ・現実の自分と理想の自分を近づけようと脳が働く
  ・他人の気持ちを理解できるようになる
プロフェッショナルたちの脳活用法 (生活人新書) Book プロフェッショナルたちの脳活用法 (生活人新書)

著者:茂木 健一郎,NHK「プロフェッショナル」制作班
販売元:日本放送出版協会
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『ワンランク上の問題解決の技術』横田尚哉 ★★★★☆

 世の中のすべての「モノ」は、何らかの意図を達成しよ
うと思い、ある手段を選択した結果が表現されたものであ
ると本書はいう。

 どいういうことか。

 自分の身の回りのことを考えてみる。

 例えば、箸という「モノ」は、食事という意図があって、
長い棒を2本作った結果が、箸という「モノ」である。

 そこには食事をするという目的があり、それを達成する
ためには、スプーンやフォークという手段だってある。

 この例は単純化しすぎたが、「モノ」にとらわれすぎ
ると、物事の本質が見えなくなるということを感じる。

 問題解決の肝は、当たり前のことだが、問題の本質をえ
ぐることだ。

 どうえぐるのか。

 その一つの切り口が前述した考え方。本書のすすめる
「ファンクショナル・アプローチ」が参考になる。

「ファンクショナルアプローチ」の根本となる考え方は、
『今していることは「何のために、誰のために」してい
るのか、という視点をもつことであると私は解釈した。

 この視点は、私が入社したときの上司が口をすっぱく
して言っていたことなので、今でも常に意識している。
 そのおかげで、物事の本質をとらえた問題解決のアプ
ローチをしようとはしている。

 これまで、単純な問題であればその視点を意識すること
で解決に役立っていた。だから、本書の「ファンクショ
ナル・アプローチ」の4つのステップはわざわざふまな
くてもよい。

 ただ、複雑な問題に直面したときには、その視点を意識
するだけではなく本書の「ファンクショナル・アプローチ」
のステップを大いに試してみたいと思った。

《本書のポイント》

●問題解決で重要なのは「問題の認識」と「改善点の特定」

●問題解決=「改善点」×「解決手段」
      「何を」「どのように」改善すればよいのか

●「解決手段」は「外」、「改善点」は「内」にある。
 ⇒手段にこだわるのではなく「改善点」に着目する

●過去を手放し、未来のあるべき姿から発想する
 ⇒「未来の具現化」

●「手段志向」よりも「目的志向」に 
 例)上司:「次回の会議は重要な会議で君に運営を任す」

   →「どのように運営すればいいのか」(手段志向)
   →「何のために運営すればよいのか」(目的志向)

●改善点を見つける5つのアプローチ
 ■仮説検証法
   仮説にしたがって原因を取り除く
 ■品質管理法
   起こった結果をもとに発生したプロセスにさかのぼる
 ■情報解析法
   データを収集し、個々の要素の相関関係を分析
 ■類似置換法
   過去の事例をパターン化し類似のパターンにあてはめる
 ■機能分析法

   対象から機能を抽出するファンクショナル・アプローチ

●ファンクションとは、意味、意図、働き、役割、目的、
 効用、効果、性能、理由、機能。
 その結果として「モノ」や「コト」として表現されている

●「ファンクショナル・アプローチ」のステップ

 1 準備
   ■問題の理解
   ■問題の分解

    部品、工程、空間、使い方単位
  
 2 分解
   ■ファンクションの定義
    「~を~する」
   ■ファンクションの整理
     目的と手段をFASTダイアグラムで整理
   ■キーファンクションの抽出
   ■インプット量とアウトプット量の測定

 3 創造
   ■アイデアの発想
   ■アイデアの整理

 4 洗練
   ■アイデアの練り
    ・アイデアの利点⇒伸ばす⇒欠点⇒欠点を除く
   ■アイデアの組み合わせ
   ■価値の確認
    ・インプット量とアウトプット量の測定
   ■効果の評価

《書きとめておきたい言葉》

○目の前の課題を解決することに意識をとられてしまい、
 その未来にどんな最終目的があるのかを見落としがち。
「木を見て森を見ず」にならないよう常に俯瞰的な視点
 を身につけておくことが大事。(以下の寓話参照)

○轍(わだち)理論
 人の行動は偶然→習慣→当たり前→規律→拘束と変わ
 っていく。固定観念ができあがるプロセス

○ブレインストーミングの4つのルール
 ・自由奔放
 ・批判と議論厳禁

 ・アイデアの量を求む(質より量)
 ・アイデアの改善結合

《興味深い寓話》

「レマン湖の釣り人」

 スイスのレマン湖という大自然に囲まれた湖に、日本人
が観光に訪れました。近くの湖畔でボーと釣りをしている
釣り人を見かけ近づいて、こう言いました。
 「魚がこんなにたくさんいるのだから、網を使えばいっ
 ぱいとれますよ」
  すると釣り人は「網でたくさんの魚をとってどうする
 のですか?」と聞き返しました。
 「魚を市場にもっていけば、いいお金になるじゃないで
 すか」
 「お金に換えてどうするのですか?」
 「お金があれば、この湖のほとりに別荘を建てることも
  できるじゃないですか」
 「別荘を建ててどうするのですか?」
 「別荘があれば、一日、ボーと釣りを楽しめるじゃない
  ですか」
 「・・・・・・」

★目の前の課題を解決することに意識をとられてしまい、
 その未来にどんな最終目的があるのかを見落としがち。

ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ Book ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ

著者:横田 尚哉
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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『仕事を加速する技術』梅津信幸 ★★☆☆☆

紙とコンピューターの使い分けが載っていたので読ん
でみた。
 とくに真新しい切り口はなかったが、それぞれの利点
がまとめてある。自分なりの基準をもつための参考には
なるだろう。
 
 本書の命題は仕事の効率化だ。
 それを次の3つの切り口から解説している。

 一つ目は情報の再利用。
 未来に使える情報を記録して徹底的に再利用すること
だが、それをすきまの時間にする。

 二つ目は、メタ見積り。
 どんぶり勘定ではなくどのくらいの時間がかかるかを
見積もることが重要。

 三つ目は、創造。
 記憶や計算はコンピューターでもできる。人間は創造に
集中すべき。

 仕事の効率化をテーマとした本であれば、載っていそ
うな内容ばかりであるが、やさしい文章でイラストも多く
読みやすい。
 ただ、具体例があまり載っていないので、イメージがつ
きにくい部分も多い。

《書きとめておきたい言葉》

○15パズル生活術

○8割完成術

○全体的・総合的に考えて、効率に大きく関わることを
見抜く

○わかりきったことでもいいからとにかく書き出して
みる。そしてわからないことについても書く。そうすれ
ば、自分のわかっていることとわかっていないことの
境界線がわかる。

仕事を加速する技術 Book 仕事を加速する技術

著者:梅津 信幸
販売元:ソフトバンククリエイティブ
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日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 8/5号 [雑誌]★★★☆☆

 スピード仕事術のテクニックよりもメンタル的なことが
参考になった。

以下、心に残った内容をメモしておく。

●不要な残業はしない。早く帰って趣味や勉強などの自己
投資に時間をあてる。

●手帳に自分時間を記入し、自分のための時間を確保。

●人体は14時を挟んで1~2時間前後は眠くなる仕組み。
この時間帯に30分以内の睡眠が効果あり。

●あらかじめぴったり詰まった計画では思いつきでの行動
ができない。本当に豊かな時間の使い方はやりたいとき
にやりたいことをすること。

●他の誰のものでもない、あなたの時間。したくないこと
をしている時間はできるだけ効率化してその分やりたい
ことに時間をかける。

●現在は過去の結果であり未来の原因。過去を後悔せず、
今という瞬間を最大限に努力する。

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 8/5号 [雑誌] Book 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2008年 8/5号 [雑誌]

販売元:日経BP出版センター
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