『パラレルワールド・ラブストーリー』東野圭吾 ★★★★☆
「自分」という存在は、自分自身の「記憶」と他人との関係
で成り立っている不安定なものだと気づかされました。
そのどちらかが不安定になると「自分」という存在を信じる
ことができなくなってしまうのです。
物理的な「モノ」の存在に比べるとずいぶん不安定なもので
す。
言うまでもなく「記憶」は、自分が自分であるために重要な
ものです。だとするならば、「思い出」に浸る、というのは
少し後ろ向きな気もしますが、自分自身の存在を確認するに
は欠かせないことだと思います。
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パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫) 著者:東野 圭吾 |
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