『日本の難点』宮台真司 ★★☆☆☆
抽象的な言葉が多く具体的なイメージがわかなかったため、
本書の内容を十分理解することはできませんでした。
私の読書の大半は、自己啓発書やビジネス書、小説が中心
のためため、この手の本に対する読解力のなさを痛感させら
れました。
それでも、本書を読んで新たな気づきが3つありました。
〇子どもをネットにつながせないとか、携帯電話を触らないと
か、携帯電話の一部のサイトにつなげないよう制限をかける
とか、いろいろネットや携帯電話が問題視されますが、それ
は問題の本質的な解決になっていません。問題とすべきこと
はネットコミュニケーションよりも体面コミュニケーション
が脆弱になっていることです。
〇消費者として一般的に得られる受け身の情報は、企業のイメ
ージ戦略(CMや広告など)に見られるような偏った情報が多
く見られます。だから受け身の情報だけでなく積極的に必要
な情報を得ようとする「情報補正」が必要です。
〇最近のマスメディアには俗情にこびた「ポピュリズム」がみ
られます。後期高齢者医療制度や派遣切り、内定取消など単
純に「正しいのは弱者、間違っているのは強者」という図式
で報道されるのは何か間違っているような気がします。物事
には表裏があるわけでその両方を報道するのがマスメディア
であって善悪を判断するのは視聴者の方だと思うのですが。
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日本の難点 (幻冬舎新書) 著者:宮台 真司 |
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