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2009年2月

『お金を銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』勝間和代 ★★★☆☆

 子どもができた関係で小遣いが減り、巷でよく聞くサラリー
マンの小遣いのやりくりの大変さを味わうことになってしまい
ました。
 
 いやらしい話ですが、本書は、小遣いを増やすヒントを得た
いという不純な動機で手にとったのです。
 1年ほど前、株を始めましたが、著者の勝間さんが株式に対
してどういう考えをもっているのかについても興味がありまし
た。
 
 本書で勝間さんは、個人が株式に投資することの危険性を説
き、投資するなら株よりも投資信託ををすすめています。
 ただ、私の場合、これから投資信託を勉強する気力はないの
で、結局、株式への投資を細々と続けていこうと思いました。
そうは言っても、少額の投資ですし、今はなかなか株価が上昇
しませんので、小銭を稼ぐことすら難しいのは否めません。
 
 そこで、株価とにらめっこしながらも、少しずつ別の方法を
調べてみようと思っています。小遣い稼ぎについてネットで軽
く調べたところでは、モニターになったり、懸賞をこまめに応
募したりといった方法が自分でもできそうだったので、もう少
し深く調べてみようと思います。
 
 でも勝間さんが言っているように「楽して儲ける方法」なん
てありません。ただ、それはわかっていても、追い求めてしま
うのが財布の寒いサラリーマンの性なのです。

《新たな気づき》

〇ワークライフバランスには、労働収入に家計のすべてを頼る
 のではなくリターン性の高い金融財産を持つことが大切。

〇楽して金儲けする方法はない。金融リテラシー(*)を身につ
 けるほどそれがわかってくる。

〇資本主義社会で生き抜くのに金融リテラシーを身につけてい
 ないというのは、ルールを知らずスポーツをするようなもの。

〇預金は、リターンを得る投資ができる可能性があるにもかか
 わらず、その機会を喪失していることにつながっていること
 を自覚するべき。

〇高度経済成長の時期は、大きな政府として累進課税を強化し
 たり公共事業により地方の雇用を創出することで貧富の格差
 を緩和してきた。しかし、経済が低迷してくるとそういった
 政策はより経済の低迷をまねくため、小さな政府として市場
 原理にまかせることになり貧富の格差が広がった。

*金融リテラシーとは、金融の情報や知識を単に鵜呑みするだ
けではなく自分の経験や他から得た情報や知識との相互作用の
なかで主体的に読み取っていくこと。

お金は銀行に預けるな   金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書) Book お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

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『脳はなにかと言い訳する』池谷裕二 ★★★★☆

 難しい脳科学がわかりやすいエッセイ形式でまとめられてお
り、楽しんで読むことができました。「脳は何かと○○する」
という26個の切り口は、単なる脳科学の知識だけではなく、
それを日常生活にどう活かすかといったヒントもたくさん拾う
ことができました。
以下は、私が本書を読んで得た脳科学の知識を日常生活に生か
すヒントです。

《日常生活に生かす5つの脳科学の知識》

1 脳細胞を増やす方法がある~年をとっても脳細胞は増える~

2 脳科学的モチベーション維持の方法、「作用興奮」の活用

3 ど忘れに悲観することは不要

4「赤」を身にまとえば勝負強くなれる

5「睡眠」の活用で楽して記憶

以下、それぞれの項目の詳細説明です。


1 脳細胞を増やす方法がある~年をとっても脳細胞
は増える~

「年をとると脳細胞が減る」とよく耳にしますが、今の脳科学
ではこれは必ずしも正しくないのです。脳内の「海馬」の神経
細胞は増殖する力があるというのです。

 では、「海馬」とはどんな働きをするのか。簡単に言えば
「記憶を脳に刻み込むために必要な場所」です。記憶を一時的
に保管することはありますが、記憶を蓄える場所ではなく、記
憶の入り口のようなものです。ですので、「記憶」にとても関
わりのある重要な場所なのです。
 その「海馬」の神経細胞を増やすにはどうしたらよいのか。
 以下の5つが海馬の神経細胞の増殖に有利に働くといわれて
います。

 ・マンネリを避けて刺激ある日常生活を心がける
  (当たり前のことを見直してみる)
  ⇒脳は不確実性を楽しむのです
 ・適度なランニング
 ・食べ物をよくかむ
 ・社交の場へ積極的に出る
 ・社会の現場で優位な対人関係に位置する

 さらに海馬はストレスの耐性を高めるのにも関係があります。
 ストレスの耐性を高めるには「記憶の作用」が大きく関わっ
ています。どういうことかというと、ストレスを受ける環境に
いかにはやく慣れることができるかです。すなわち海馬が活性
化するほどストレスへの順応が早くなるのです。

2 脳科学的モチベーション維持の方法
 
 モチベーションを維持する方法を2つ紹介します。
 ひとつは「外発的動機付け」といわれるものです。ご褒美が
もらえたり、褒められたり、喜びや快感が味わえるといった脳
の内側からやる気を与えるのではなく外から与えるという考え
方です。環境主導です。
 ふたつ目は「体を実際に動かしてみる」です。「作業興奮」
と呼ばれています。
 やる気がなくてもまず始めてみる。そうすることで脳がしだ
いに活性化し、のめりこんでいくということがあります。
 例えば、冬の朝、布団から出るのはだれもがおっくうだと思
います。
 そこで、この「作業興奮」です。
 目が覚める、覚めないという前に、まずは体を起こして、歯
を磨いたりカーテンをあけ朝日を浴びたり、顔を洗ったりして
体を動かすことで、それに引きずられる形で脳が目覚めるので
す。
 私は、この「作業興奮」を知ってからは、つべこべ言わずに
とにかく動いてみることを大事にしようと思いました。

3 ど忘れに悲観することは不要
 
 ど忘れは大人特有のものではありません。子どもは物忘れを
いちいち気にしないが大人は歳のせいだといって気にするので
す。
でも、子どもと大人では今まで蓄積した記憶量が違います。検
索に時間がかかって当然と言えます。だから、ど忘れしたとき
には、それだけ脳にたくさん知識が詰まっているから検索に時
間がかかるんだと前向きに考えましょう。
 それにしても、ど忘れは不思議な現象です。答えは出てこな
いが、その一方で正解が何かを知っている自分がいるという矛
盾構造なんですよね。

4「赤」を身にまとえば勝負強くなれる

 脳は赤色を身にまとうと勝負強くなるという錯覚を起こしま
す。
 アテネオリンピックの格闘技四種の試合結果を調べると、す
べての競技において赤色のウエアやプロテクターを着けている
方が勝率が高いのです。
 さらにもう一つ。2004年のヨーロッパ選手権では、5つ
のチームに着目したところ、赤色のユニホームを着用した試合
のほうが得点率が高いのです。

 
5「睡眠」の活用で楽して記憶
 
 睡眠中、脳内で身の回りに起きた出来事が再現され、保管す
べき情報を整えています。睡眠でなくても外部からの情報を遮
断してリラックスするだけでもよいといわれています。また、
夢には睡眠直前の情報が現れるという人もいます。そうである
ならば、睡眠直前に記憶したいことを脳内に入れておくとよい
かもしれません。さらに睡眠は忘れかけた情報を呼び起こして
記憶を補強する効果もあります。

脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? Book 脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?

著者:池谷 裕二
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『重力ピエロ』伊坂幸太郎 ★★★☆☆

 軽妙な中にも含蓄の深い言葉がちりばめられている、というの
が読後の印象でした。
「謎解き」という部分では少し物足りなさを感じ、読んでいる途
中、退屈さを感じてしまいました。

(以下、ネタバレ注意)

《ストーリー》
 
 次々に起きる連続放火。放火される建物の近くには、必ずグラ
フィティアート(壁の落書き)があった。泉水と弟の春、そして
父親がそれぞれのやり方でこの謎を解明しようとする。
 ついに泉水はその謎を発見した。
 それは、グラフィティアートに必ず残されている文字の頭文字
と放火された会社名の頭文字が、遺伝子の螺旋構造に一致する
というものだった。
 さらに驚くべきことに連続放火魔は弟の春だった。動機は過去
の事件が関係している。泉水と春の母親は同じだが父親は違う。
母親がレイプされて生まれたのが春だった。連続レイプ犯の子
どもなのだ。
 数十年前にその犯人が起こした連続レイプ事件の場所が春
が起こした連続放火の場所と一致していた。それは、春が放
火した現場の写真をレイプ犯、すなわち自分の父親に送りつ
け反省させようとしていたのだ。
 しかし、反省する様子はさらさらなかった。結局、春はレイ
プ犯である自分の父親を殺してしまうものの、兄の泉水は
それをとがめることはしなかった。

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『グラスホッパー』伊坂幸太郎 ★★☆☆☆

 人間は哺乳類じゃなくて虫に近い。こんな内容の出だしで始
まる本書を出張で東京へ行く新幹線の中で読んだものですから、
行く先々で人間が虫に見えてきました。
 新橋から銀座へ歩く道は、日曜日だというのに意外に人がほと
んど歩いていません。銀座の中心街には肩と肩が触れ合うくら
いの人だかりです。甘い匂いを発する有名菓子屋や誰もが羨む
有名ブランド店、こうこうと光輝く街灯の数々。そんな甘い香
りに惹かれて自然と人々は吸い寄せられるのです。甘い蜜があ
るところに虫は密集するのです。ネオンや街灯に引き寄せられ
るのです。
 そんなことを思いながら、ホテルに戻って続きを読み始めま
した。

《印象に残ったセリフ》

○「自殺する奴っていのが大嫌いなんだ。人間だけだぜ逃げる
 ように死ぬのは。偉そうじゃねえか。どんなに酷い環境に置
 かれたって、動物は自分から死のうとしねえよ。自分たちが
 生き残るために、他の動物がどれだけ犠牲になったか知って
 るからだ。人間ってのは、 傲慢だよ。」

○「今、この国では1年間に何千人もの人間が、交通事故で死
 んでいる」(略)「テロリストだって、そんなに人は殺さな
 い。無作為に、1万人近く殺すテロリストなんていない。
 だろ?負傷者を含めれば、もっとひどい数字になる」(略)
「それなのに、車に乗るのはやめよう、とは誰も言い出さない。
 面白いものだ。結局人の命なんて二の次なんだ。大事なの
 は利便性だ。命より利便性だ」

(以下、ネタバレ注意)

《ストーリー》

 三人の主人公の視点で話が展開される。妻を轢き殺され、そ
の復讐を果たそうとする鈴木。自殺させる殺人者、鯨。一家殺
人を得意とする若き殺人者、蝉。
 鈴木は、妻を轢き殺した男の会社「令嬢」に潜入するが、男
は「押し屋」によって車に轢かれ死亡する。

  会社の命令で押し屋を追う鈴木。押し屋を見つけ名を馳せ
ようとする蝉。押し屋を殺すことで、過去の苦い思いを清算し
ようとする鯨。
 別々の人生を歩んでいた三人が「押し屋」をターゲットに次
第に重なり始める。

押し屋の自宅に潜り込んだ鈴木だったが、そこは家族円満の
家庭だった。
しかし、それは偽装家族で、自宅まで追われるように計算づ
くしたものだった。その目的は「令嬢」の壊滅だったのだ。

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著者:伊坂 幸太郎
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『夜中の薔薇』向田邦子 ★★☆☆☆

 先日読んだ『人の心を動かす文章術』に著者のエッセイが
数篇収録されていて、その文章のすばらしさに興味を持ち
本書を読みました。
 
 何気ない日常を巧に切り取りエッセイとして表現する構成力や
文章力は本当にすごいの一言でした。私はたまにエッセイを書
いたりしていますので、大いに参考になる本でした。

 ただ、私の文章を味わう感性が乏しいせいか退屈してしまう
エッセイも多かったです。ゆったりしすぎている内容は自分には
向かないのかもしれません。自分の好みを再認識しました。

夜中の薔薇 (講談社文庫) Book 夜中の薔薇 (講談社文庫)

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『人の心を動かす文章術』樋口裕一 ★★★★★

《本書から学んだこと》

【おもしろい文章の条件】

 ●読み手と異なる意見がある
  ・説得力がなければただのへそ曲がりだが、説得力があれば
   おもしろい
  ・まず一般的にどう考えるかを想定して、それを否定できな
   いか考えてみる(ひねくれ者になってみる)

 ●読み手の気づかないところに人生を読む
 
 ●読み手が気づかない指摘、疑問がある
 
 ●道徳的にしない
  「これからは、もっと他人のことも考えようと思った」など
  ⇒自分のなかの悪しき心にも気づき、その共感を得てもら
   う方がおもしろい。

 ●自分の立場をはっきりさせる

 ●テレビドラマのタッチを参考にする

【文章の型】

 ●予告
  ・これから書こうとする出来事のきっかけや予告
  ・自分の書きたいテーマや与えられたテーマについてイメー
   ジした出来事の予告
  ・全体の5分の1以下

 ●エピソード
  ・出来事を具体的に語る
  ・一つの出来事を中心に書く
  ・全体の3分の1くらい

 ●展開
  ・エピソードで書いた内容から得た印象や考えを深く鋭く
   書く。
  ・全体の3分の1くらい

 ●まとめ

【書き出しのパターン】

 ■擬音ではじめる

 ■会話ではじめる

 ■動きのある行為からはじめる
  事件の真っただ中に読み手を投げ込む
 
 ■アブノーマルな状況からはじめる
  ふつうではない状況を示す

 ■ほのめかす
  例)あの日のことはいまを忘れない

 ■気のきいた格言や人生訓からはじめる

【リアリティを演出するテクニック】

 ●具体的にくわしく描写
  「楽しかった」など抽象的に表現するのではなく、どのよ
   うに楽しかったのか具体的に書く

 ●読み手に追体験や感情移入してもらうことで、訴えたいこ
  とを伝える

 ●意識して現在形を使う

 ●細部を描写する

 ●動きのある情景を描く
  例)疲れて歩いた⇒疲れきって足を引きずりながら歩いた

 ●ときには自らを省みる
  もしかしたら自分は間違っているかもや自分は滑稽に見え
  るかもという視点で書く

 ●意識して誇張する
  メリハリをつけてところどころ誇張する
 
 ●ちょっと悪い心を書き入れる
  誰でも感じるような、しかし、あえて口に出さないような
  「ちょっと悪い心」を書く
  例)ちょっぴり嫉妬を感じたが、それを抑えて、おめでと
    うを言った

 ●ここぞという部分で修飾語を使う
  修飾語が少ないと、言葉に引っかからずに内容を把握でき
 るので読みやすいが、
  自分の感じた気持ちや自分の見た情景の雰囲気を読み手に伝
 えるには的確に表す言葉が必要

  ・手垢にまみれた修飾語は使わない

  ・重ね言葉を使う
   まるまる、てくてく、とぼとぼ、しとしと、くどくど

  ・和語を使う
   無数の⇒おびただしい、ふんだんに、たんまりと

  ・比喩表現を使う
   直喩、隠喩、擬人法、アナロジー

【リズムをよくするテクニック】

 ●一つの文を短くする

 ●対句を用いる
  二拍子で書く 例)本を読んだり、テレビを見たり

 ●文末を多様にする

 ●合いの手を入れる
   例)なんと、驚いたことに、そこでわかったのだが

 ●遠景と近景を使い分ける

《引用したい言葉》

○書くときは勢いが大事だ。とくに少し長いものを書くとき、
 一気に書いてしまうほうが、文書うにむらがなくてよい。ゆっ
 くり時間をかけて書くと、どうしても、文体に変化が出てきた
 り、同じことを繰り返してしまったりする。また、あまりに反
 省していると、途中から筆が進まなくなることもある。少々よ
 くないところがあっても、不満があっても、とりあえず最後ま
 で書いてみるほうがいいだろう。そうしておいて、しっかりと
 推敲するわけだ。

○文章を書くのは楽しいことだ。言葉をいじることによって、
 読み手の心を動かし、はらはらさせたり、どきどきさせたりで
 きる。

人の心を動かす文章術 Book 人の心を動かす文章術

著者:樋口 裕一
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■続 本を読んだ後、ブログに何を書くか!?

 ブログをどういうコンセプトで書くか。

 このブログによく訪問していただいているイッパイアッテナ
さんのブログ
の記事がきっかけで整理してみました。

 ブログを開設した当初は、本の要約を主に書こうとしていま
した。

 ただ、以前の記事にも書きましたが、もっと自分に役立つ要
素を入れたくなりました。要約ならamazonなどを見ればわかり
ます。そうではなくて、もっと「自分」を本に絡ませた内容を
書こうと思ったのです。

 なぜなら、ブログのおもしろいところは、一般論ではなくて、
人間味あふれる一個人の個性が出ていること、すなわちもっと
主観的要素を色濃く出すことが読み手におもしろさを与えるこ
とにつながるのではないだろうかと気づいたからです。

 さらには、自分独自のキーワードや考え、主張を産み出した
い。齋藤孝さんの言うところの「概念化」、勝間和代さんの
言うところの「ラベリング」を自分の言葉で産み出し、それを
さらに高め、自分独自の着想を得たいのです。

 だから、本を読んで、私は何を思い、何を考えたのか。本よ
りも「私」に主体を置こうと思うのです。
 渡辺哲雄さんの『忙中漢話』のサブタイトルをもじって「本
が開く心の扉」といったところでしょうか。
 
 ただ、これには少し躊躇してしまう部分もあります。という
のはビジネスでは、本や資料を「客観的」に読み解き、簡潔に
要約し、自分の考えをまとめることが求められます。「客観的」
に読み解くことが重要なのです。
 ブログを書くあまり「主観的」にしか本を読めなくなると、
仕事に支障が出る恐れがあります。
 しかし、そう躊躇しながらも主観を色濃く出したいのです。
 でも一番いいのは客観的にも主観的にも読めることですね。

 というわけで、今は次の3点を意識して書いています。
 とくに②③を重要視しています。

  ①本の要約

  ②本から得た自分なりの学びや気づき、感動、印象
      に残った言葉 など

  ③本からインスパイアされて湧き出た「自分の体験」
      や
「自分の考え」「着想」 など
    本の内容をきっかけにして、自分の体験や生活と絡ま
   せて考えるとどうなのか、自分の考えや主張と比べてど
   うなのか、自分という網をくぐらせたときにひっかかる
   ものを書くイメージです

 ただ、当然、本だけではなく、「日常生活」からインスパ
イアされて湧き出た自分の体験や自分の考え、着想もありま
す。
 それはこの本のブログではなくて、「社会人のネタ探し生
活~ネタの倉庫~」
に分けて書いています。

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